Next-Gen Neuro Colloquium 2026

次世代の神経科学を
デザインする超若手研究会

Designing Neuroscience Questions in the AI & Data-Driven Era

📅 2026.06.06(Sat) - 06.07(Sun)

主催:日本神経回路学会

Recent Updates

2026.04.06 申し込み受付を開始しました.こちらのフォームから回答してください!
2026.03.23 ウェブサイトを公開しました
2026.01.10 本研究会の開催が決定しました

Concept

現在問うべき「問い」とは何か

みなさん最近AIのことばっか耳にしてうざいなと思っていますか?それともワクワクしていますか?僕はどっちもです笑 古典的な神経科学の話題に興味がある人は,AIみたいなドライな技術の話はあまり興味ないですよね. AIに興味ある人は,AIを使って何か面白いことができないかなと考えている人が多いと思います.
ただ近年,計算機資源の爆発的な発展に伴って,神経科学およびその周辺分野は新たな局面を迎えているのは事実で, AI好きでも嫌いでも,否応にもこの変化に向き合わざるを得ない状況になっています. 生成AIや大規模言語モデル(LLM)の台頭により,ヒトの認知能力や脳の計算理論を探る議論が活発化する一方で, 研究対象やアプローチの選択肢は膨大となり,現在進行形で変化し続けています.

こうした過渡期において,我々のような超若手研究者はどのような羅針盤を持って自身の研究を進めるべきでしょうか. PIたちはAI時代を経験してないわけですから,この問題は若手が考えていかなきゃいけません. 既存の概念を最新の手法で再検討するだけではなく,好奇心や社会課題に基づくアイデアを, いかにして検証可能な形に落とし込み,独自の「リサーチクエスチョン」を確立するか. そのためには,過去でも未来でもなく,「現在問うべき問い」を見極めるメタ的な視点が不可欠です.

本研究会は,単なる知識のインプットを目的とした従来型セミナーではありません. 次世代の研究を担う参加者が,専門領域を超えた講師陣との濃密な議論を通じて, 自律的に問いを見出し,独創的な研究をデザインする力を養うための「場」です. 本研究会は,すでに体系化された知識を持つシニア研究者ではなく, まさにこれからの時代で問いを立て続けなければいけない「超若手研究者」としての 学生によって企画されました.詳しくはこちら

Why This Colloquium?

Meta-Perspective

研究の「鳥瞰図」を描く

論文紹介によるインプットにとどまらず、研究における現在の限界と展望、 実験立案の視点の変化など、メタアナリシス的な考察を共有。 多様なアプローチが乱立する現代で、自身の立ち位置を相対化する視座を獲得します。

Deep Discussion

圧倒的なアウトプットと再構築

一方的な講義形式ではなく、講師からのオープンクエスチョンに対し、 グループで長時間議論(各2時間)を行う形式を採用。 講師や他参加者との対話を通じて、各々の中で研究の再構築を図ります。

Networking

境界を超えるネットワーク

動物心理学・複雑系から計算論的神経科学・デジタル脳構築まで。 ウェット・ドライ双方の専門家である講師陣および、 多様なバックグラウンドを持つ同世代の研究者と、合宿形式で深く交流します。

Lecturers & Program

講師・講演情報

外谷 弦太 先生

(研究室HP)

講演タイトル:複雑系解析のためのAI活用:トリ、ネズミ、ヒトの社会相互作用を例に

外谷先生の講演写真

要旨

社会の振る舞いを個体間の相互作用からなるシステムとして理解することは、社会現象の機序解明に不可欠である。 従来、こうした相互作用の観察と分析には、データ取得と定量化の困難性という課題があった。しかし近年、機械学習技術の発展により、その構造と時系列ダイナミクスの抽出・解析が可能になりつつある。 本発表では、トリ・ネズミ・ヒトそれぞれの相互作用研究を例に、社会動態理解に向けたAI活用手法を紹介する。

平 理一郎 先生

(研究室HP)

講演タイトル:脳の全体性に正面から挑む

平先生の講演写真

要旨

数理的なモチベーションをもった神経科学者は昔から限られたスコープで脳現象の一側面にのみ適用可能な小さいモデル(トイモデル)を作ってきました。 そこに本質が見え隠れする場合もあるのですが、焦点をあてているところ以外は任意の相互作用を仮定できるため、いつも不満が残ります。 1個の脳は全体で1個の意識を作っているし、脳の進化は個体レベルの適応度によっているはずなので、脳機能は本来、ひとつの全体としてみるべきせあり、そこに本質があるはずです。 本公演ではそのような観点から脳の全体性を真に捉えるにはどうすればいいのかを議論します。ヒントになるのは脳の現象を虚心坦懐にみてAIとの違いを冷静に分析することだと思います。 データ科学やLLMの力を借りて、真の脳の描像を得ることができるでしょうか。

Program Schedule

※ 時間・内容は変更となる場合があります

Day 16/6 (Sat)

13:30-14:00 アイスブレイク
14:00-15:00 講義 1 (Lecturer TBA)
15:00-17:00 グループディスカッション
17:00-18:00 発表・講師による解説
18:00-22:00 夕食,入浴,懇親会 (自由に入退場可)
22:00 就寝

Day 26/7 (Sun)

07:30-08:30 朝食,チェックアウト
09:00-10:00 講義 2 (Lecturer TBA)
10:00-12:00 グループディスカッション
12:00-13:00 発表・講師による解説

Venue

会場:東京大学山中寮内藤セミナーハウス

会場の詳細はリンク先ページをご覧ください。

Participation

    定員:20名 (予定)

    対象:大学生・大学院生

    費用:3千円

    応募方法:以下のGoogleフォームにお答えください (所要時間3分)

    応募締切:2026年4月30日

(10名までは先着順.応募多数の場合は後から来た人で抽選)

(なお,交通費を3千円まで補助できるかもしれません.追って連絡します)


応募フォームへ

Organizers

吉田 昂祐

東京大学 総合文化研究科 宮本研究室

意気込み

冨樫 悠

東京大学 総合文化研究科 大泉研究室

意気込み

Contact (メールでもXからのDMでもお気軽にどうぞ~)

yoshida-kosuke641アットg.ecc.u-tokyo.ac.jp

togashi-yu220アットg.ecc.u-tokyo.ac.jp

@yutogashi158722(X)

本研究会は、日本神経回路学会 時限研究会の助成を受けて開催されます。

FAQ

神経科学やAIを専攻している人だけが参加できますか?

分野をまたいだ議論を歓迎しているのでいろんな分野の人が来てくださると嬉しいです。ですので、 神経科学やAIを専攻していない人も大歓迎です!

参加費はかかりますか?

参加費は3千円 (+現地までの交通費) です。ただ、交通費は3千円まで補助できるかもしれません。

開催形式はどのような形ですか?

東京大学山中寮内藤セミナーハウスでの1泊2日の合宿形式で開催します。